表記規則

本ドキュメントの情報は、特別に明記されていない限り、サポートする すべてのオペレーティング・システムおよびアーキテクチャーに適用されます。

本書 では、次の表記規則を使用しています。

表記規則

this type

コマンドラインまたはオプション 引数。

This type

コードの例を示します。

This type

入力する文字を表します。

This type

メニュー名、メニュー項目、ボタン名、ダイアログウィンドウ名、およびその他のユーザー・インターフェイス項目を大括弧 ([ ]) で表記します。

[ファイル] > [開く]

メニュー名およびメニュー項目の間に大なり記号 (>) が使用されていると、それらのメニューを順番に実行することを示しています。例えば、「[ファイル] > [開く] をクリックします」の場合、[ファイル] メニュー内の [開く] をクリックし、この動作を実行します。

{value | value}

選択できる項目または値を表します。通常、これらの括弧の値のいずれかを選択します。

[item]

オプションの項目を示します。

item [, item ]...

省略記号 (3 個のドット) の前の項目が繰り返されていることを示します。

Windows* OS

Windows オペレーティング・システム

サポートするすべての Microsoft* Windows オペレーティング・システムを指します。

Linux* OS

Linux オペレーティング・システム

サポートするすべての Linux オペレーティング・システムを指します。

Mac OS* X

Mac OS X オペレーティング・システム

Mac OS X オペレーティング・システムを実行するインテル® プロセッサー・ベースのシステムを指します。

Microsoft* Windows* XP

用語や名称に付いているアスタリスク (*) は、他社の製品登録商標を示します。

コンパイラー・オプション

コンパイラー・コマンドラインで使用できる Windows OS オプション、Linux OS オプション、MAC OS X オプションを指します。

コンパイラー・オプション の表記規則

/option または
-option

オプション名の前に付いているスラッシュ (/) は、そのオプションが Windows OS で使用できることを意味します。オプション名の前に付いているダッシュ (-) は、そのオプションが Linux OS および Mac OS X システムで使用できることを意味します。例:
Windows オプション: /fast
Linux および Mac OS X オプション: -fast
注: オプションが Windows OS と Linux OS および Mac OS X システムで利用できる場合は、そのオプションの一般的な説明の部分では、スラッシュもダッシュも付かないオプション名のみで記述されています。そのオプションを使用する構文の説明部分にのみ、スラッシュまたはダッシュが付いたオプション名が記述されています。

/option:argument または
-option argument

オプションに引数 (パラメーター) が必要なことを示します。例えば、次のオプションでは引数を指定する必要があります:
Windows OS オプション: /Qdiag-error-limit:n
Linux OS および Mac OS X オプション: -diag-error-limit n

/option:keyword または
-option keyword

オプションに、keyword 値を 1 つ指定する必要があることを示します。

/option[:keyword ] または
-option [keyword ]

オプションをそのまま使用するか、または keyword 値を指定できることを示します。

option[n] または option[:n] または option[=n]

[ ] 内の値にさまざまな値を指定するか、または省略することができます。例えば、/Qfnalign[:n] オプションまたは -falign-functions[=n] オプションの場合、n に 0 以上の値を指定するか、または n を省略することができます。

option[-]

オプションの最後に "-" が付いている場合、オプションは無効になります。例えば、/Qglobal_hoist- は、Windows OS オプションの /Qglobal_hoist を無効にします。

[no]option または
[no-]option

オプションの前に "no" または "no-" が付いている場合、オプションは無効になります。例:
Windows OS オプション /[no]traceback の場合、/traceback はオプションを有効にし、/notraceback は無効にします。
Linux OS および Mac OS X オプション -[no-]global_hoist では、-global_hoist がオプションを有効にし、-no-global_hoist は無効にします。
一部のオプションでは、"no" はオプション名の先頭以外の場所に付きます。例えば、-fno-alias は、-falias オプションを無効にします。