ffreestanding、Qfreestanding

 

コンパイルがフリースタンディング環境で行われるようにします。

IDE オプション

なし

アーキテクチャー

IA-32、インテル® 64、IA-64 アーキテクチャー

構文

Linux および Mac OS X:

-ffreestanding

Windows:

/Qfreestanding

引数

なし

デフォルト

オフ

コンパイル時に標準ライブラリーが使用されます。

説明

このオプションは、コンパイルがフリースタンディング環境で行われるようにします。コンパイラーは、標準ライブラリーが存在しないことと、プログラムが main から始まるとは限らないことを仮定します。この環境は、C および C++ 標準規格にあるフリースタンディング環境の定義に合致します。

このような環境が必要なアプリケーションの例としては、OS カーネルがあります。

Note icon

このオプションを指定すると、コンパイラーは、コンパイラー固有のライブラリーの存在を仮定しません。ソースコードにある呼び出しを生成するだけです。

代替オプション

なし