インテルがサポートするプラグマ

インテル® C++ コンパイラーは次のプラグマをサポートします。

プラグマ

説明

alloc_text

指定された関数定義のコードセクションの名前を指定します。

auto_inline

off で指定された範囲内で定義されたすべての関数を、自動的なインライン展開の候補とみなされる関数から除外します。

bss_seg

.obj ファイル内の初期化されていない変数が格納されているセグメントをコンパイラーに示します。

check_stack

on 引数は後に続く関数のスタックチェックを有効にすることを示し、off 引数は後に続く関数のスタックチェックを無効にすることを示します。

code_seg

関数が割り当てられるコードセクションを指定します。

comment

オブジェクト・ファイルまたは実行ファイルにコメントを書き込みます。

component

ソースファイルのブラウザー情報や依存情報の収集を制御します。

conform

/Zc:forScope コンパイラー・オプションのランタイムの動作を指定します。

const_seg

.obj ファイル内に格納されている関数のセグメントをコンパイラーに示します。

data_seg

初期化されたデータのデフォルトのセクションを指定します。

deprecated

関数、型、その他の識別子が将来のリリースではサポートされなくなること、または、関数、型、その他の識別子を使用すべきではないことを示します。

poison

プログラムから削除する識別子にラベル付けします。"poisoned" 識別子をコンパイルするとエラーが発生します。#pragma POISON もサポートされています。

float_control

関数の浮動小数点動作を指定します。

fp_contract

浮動小数点計算結果を省略するかどうかを指示します。

include_directory

#include ファイルの場所を検索するリストに文字列引数を追加します。HP 互換プラグマです。

init_seg

変換単位の C++ 初期化コードをセクションに含めます。

message

指定された文字列を標準出力デバイスに表示します。

optimize

関数ベースで行う最適化を指定します。Microsoft* の同じプラグマを部分的にサポートするよう実装されています。インテルの実装については、ここをクリックしてください。

options

GCC* 互換 (Mac OS*) のプラグマ。構造内のフィールドのアライメントを設定します。

pointers_to_members

クラスを定義する前にそのメンバーへのポインターを宣言できるようし、そのポインターを使用してポインターのサイズおよびポインターの解釈に必要なコードを制御するかどうかを指定します。

pop_macro

macro_name マクロの値を、このマクロのスタックの一番上の値に設定します。

push_macro

macro_name マクロの値を、このマクロのスタックの一番上に保存します。

region/endregion

アウトライン機能を使用して展開および縮約する Microsoft Visual Studio* 2005 コードエディターのコード・セグメントを指定します。

section

.obj ファイル内にセクションを作成します。定義されたセクションは、コンパイルが終わるまで有効です。

start_map_region

stop_map_region プラグマとともに使用されます。

stop_map_region

start_map_region プラグマとともに使用されます。

fenv_access

プログラムがステータスフラグをチェックしたり、デフォルトではない制御モードで実行することを許可します。

vtordisp

on 引数は hidden の vtordisp メンバーの生成を有効にし、off 引数は無効にします。

warning

コンパイラーの警告メッセージの動作を設定します。

weak

入力されるシンボルをウィークシンボルとして宣言します。

関連情報