コンパイラー・オプションを使用して事前定義マクロを定義または未定義することができます。
-D の使用
このオプションを使用してマクロを定義します。例えば、SIZE という名前で値が 100 のマクロを定義するには、次のコマンドを使用します。
icpc -DSIZE=100 prog1.cpp
マクロは定義されていても、値が割り当てられていない場合、コンパイラーはマクロの値にデフォルトの 1 を設定します。
-U の使用
このオプションを使用してマクロを未定義にします。次に例を示します。
icpc -Uia32 prog1.cpp
このコマンドは事前定義済みマクロ ia32 を未定義にします。ANSI C マクロを未定義にしようとすると、コンパイラーは次のエラーを発行します。
無効なマクロ定義解除です。<マクロ名>