連結組み込み関数

このインテル® ストリーミング SIMD 拡張命令 3 補足命令 (インテル® SSSE3) 組み込み関数は、連結に使用されます。これらの組み込み関数のプロトタイプは、tmmintrin.h 内にあります。これらの組み込み関数に対して ia32intrin.h ヘッダーファイルを使用することもできます。

extern __m128i _mm_alignr_epi8 (__m128i a, __m128i b, int n);

ab を連結し、n 個分、右にシフトされたバイト整列結果を抽出します。

t1 を 256 ビットの符号なし整数として、abr を 128 ビットの符号なし整数として解釈します。

t1[255:128] = a;

t1[127:0] = b;

t1[255:0] = t1[255:0] >> (8 * n); // unsigned shift

r[127:0] = t1[127:0];

 

extern __m64 _mm_alignr_pi8 (__m64 a, __m64 b, int n);

ab を連結し、n 個分、右にシフトされたバイト整列結果を抽出します。

t1 を 127 ビットの符号なし整数として、abr を 64 ビットの符号なし整数として解釈します。

t1[127:64] = a;

t1[63:0] = b;

t1[127:0] = t1[127:0] >> (8 * n); // unsigned shift

r[63:0] = t1[63:0];