プロシージャー間の最適化 (IPO) のクイック・リファレンス

IPO には、コンパイルとリンクという 2 つのステップがあります。「IPO の使用」を参照してください。

Linux* および Mac OS* X

Windows*

説明

-ipo

または

-ipoN

/Qipo

または

/QipoN

複数ファイルのコンパイルで IPO を有効にします。

通常、複数ファイルのコンパイルでは、1 つのオブジェクト・ファイルのみが作成されます。N の整数値を渡すと、生成する実際のオブジェクト・ファイル数を指定できます。デフォルト値は 0 で、生成するオブジェクト・ファイルの数はコンパイラーにより判断されます。(「大規模プログラムの IPO」を参照してください。)

-ipo-separate

/Qipo-separate

各擬似オブジェクト・ファイルに対して、個別の実際のオブジェクト・ファイルを作成するようにコンパイラーに指示します。このオプションを使用すると、ipoN 用に渡された整数値が上書きされます。(詳細は、「大規模プログラムの IPO」を参照してください。)

-ip

/Qip

単一ファイルのコンパイルにおけるプロシージャー間の最適化を有効にします。各ソースファイルに対して個別の実際のオブジェクト・ファイルを作成するようコンパイラーに指示します。

また、コンパイラーでは、コンパイラーが指示する関数のインライン展開またはデベロッパーが指示する関数のインライン展開をサポートしています。

クイック・リファレンス・トピックの一覧は、「クイック・リファレンス・リスト」を参照してください。