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インクルード・パスに追加するディレクトリーを指定します。

IDE オプション

Windows: [General (全般)] > [Additional Include Directories (追加のインクルード・ディレクトリー)] (/include)

[Preprocessor (プリプロセッサー)] > [Additional Include Directories (追加のインクルード・ディレクトリー)] (/include)

Linux: なし

Mac OS X: [Preprocessor (プリプロセッサー)] > [Additional Include Directories (追加のインクルード・ディレクトリー)] (/include)

アーキテクチャー

IA-32、インテル® 64、IA-64 アーキテクチャー

構文

Linux および Mac OS X:

-Idir

Windows:

/Idir

引数

dir

インクルード・パスに追加するディレクトリーです。

デフォルト

オフ

デフォルトのインクルード・パスが使用されます。

説明

このオプションは、USE 文で参照されるモジュールファイルおよび INCLUDE 文で参照されるインクルード・ファイルの検索ディレクトリーを、インクルード・パスに追加します。コマンドラインで複数のディレクトリーを指定するには、追加する各ディレクトリーに対して include オプションを繰り返します。

すべての USE 文および INCLUDE 文で指定された、ファイル名がデバイス名またはディレクトリー名で始まっていないファイルは、次の順序で検索されます。


  1. 最初のソースファイルを含むディレクトリー。

    assume nosource_include が指定されている場合、このディレクトリーは検索されません。

  2. コンパイルが行われている現在の作業ディレクトリー (上記のディレクトリーと異なる場合)。

  3. I オプションで指定されたディレクトリー (1 つまたは複数)。複数のディレクトリーが指定されている場合、コマンドラインで指定されている順番 (左から右) に検索されます。

  4. Linux および Mac OS X システムでは、環境変数 FPATH で指定されたディレクトリー。Windows では、環境変数 INCLUDE で指定されたディレクトリー。

このオプションは、fpp 動作と USE 文に影響を与えます。

代替オプション

Linux および Mac OS X: なし

Windows: /include

関連情報