iptables-ipv6パッケージをインストールする場合、 Red Hat Enterprise Linux稼動環境下では、ネットフィルタが次世代IPv6インターネットプロトコールを フィルタすることができます。IPv6ネットフィルタを処理するために使用されるコマンドが ip6tablesです。 まだサポートされていないnatテーブル以外、 このコマンドのディレクティブのほとんどは、iptablesに 使用されるディレクティブと同じです。
ip6tables用に保存した規則は/etc/sysconfig/ip6tablesファイルに格納されます。 ip6tables初期化スクリプトで保存された古い規則は/etc/sysconfig/ip6tables.saveファイルに格納されます。
ip6tablesのinitscript用設定ファイルは/etc/sysconfig/ip6tables-configで、 各ディレクティブ名は若干異なります。 例えば、iptables-configディレクティブの IPTABLES_MODULESは、ip6tables-config ではIP6TABLES_MODULESになります。